学校長 あいさつ                                                            
 本校は7名の元気な新入生を迎え、全校児童数44名教職員11名学級数7で平成22年度をスタートしました。ミッションを「地域とつながり,地域に貢献する人材の育成」,ビジョンは「家庭・地域と連携し,特色のある教育活動を行う学校」とし,学校教育目標の「夢をいだき,自己実現に向けて学び続ける子どもの育成」の達成を目指し,教育活動を展開しています。
  本校は来年4月から新しくできる世羅小学校へ統合となります。本年度は大見小学校としての最終の年であり、大見小学校の歴史を振り返るとともに世羅小学校への夢を育む年でもあります。昨年から統合する4つの小学校が連携し、創意・工夫をしながら、世羅小学校の教育内容を創り上げる取り組みを進めているところです。
  本校の歴史は古く、明治8年の明習舎から数えると135年を迎えます。本校の伝統として子どもたちに受け継がれていることは、明るく元気なあいさつです。毎朝、地域の方々に見守られながら登校する児童の元気なあいさつが大見の里に響き、明るい1日が始まっています。あいさつを通して学校の仲間や地域の方々との温かい人間関係が育っています。
  本校の最も大きな特色は作文教育です。小規模校のよさを生かしながら、一人ひとりに確かな表現力や思考力を育てようと「書くこと」を大切にした教育実践が積み重ねられてきました。今年7月には研究主題を「豊かに伝え合う子どもの育成」として、これまでの研究の一端を公開する予定です。特に、今年度は大見小学校最後の研究公開になります。そこで、20年以上にわたって積み上げられた作文教育実践の中から、学年ごとに1つずつ最適の指導事例を選び、大見小学校作文授業モデルとして授業提案を考えています。
 また、書いた作文を発表する場として、数年前から作文朗読集会の時間を設けています。 作文朗読集会では、全校児童が年に1回自分の作文を発表し、それをもとに全校児童が感想や意見を交流します。児童の多くは作文朗読集会を楽しみにし、友だちの作文や感想を聞くことが役に立っていると感じています。児童の感想は、文章表現のよさや読み方に関わるものだけでなく、筆者のものの見方や考え方にまで少しずつ深まっています。児童は作文朗読集会で、発表の仕方、文の書き表し方などを学ぶとともに、互いの人間理解を深めているのです。
 私たちは、「作文を通して育てる豊かな人間性」を合言葉に,本校教育の充実発展のために全教職員一つ一つに心を込めて取り組んで参ります。皆様方の温かいご支援とご協力をお願いいたします。

 平成22年4月    
                      
     世羅郡世羅町立大見小学校長  福場 俊浩