校区の伊尾・小谷地区は世羅郡の最東部にあり、標高(276m)では郡内で一番低い位置にある。 地形は、苦谷山、権見山を中心とする連峰に囲まれ、平地は芦田川に沿って北側に広がりを見せているが、南下するにしたがって平地は減り、いわゆるV字形地形に変わる。この地形を活用して、校区に三川ダム・八田原ダムが建設されている。芦田川には、矢多田川、山田川が合流し、豊かで、美しい自然環境にめぐまれた地域である。
小谷地区には、ギフチョウが棲息しており、八田原ダムが保護区をもうけて、ギフチョウの保護育成を行っていて、地域の人の関心も高くなってきている。本校も総合的な学習「伊尾ふるさとタイム」で5年生の学習に取り入れている。また,神辺町の生息地を追われたダルマガエルの新しい生息地としても注目されている。今春には,ダルマガエルの卵も確認されている。
歴史的には、大田の庄桑原方として古くから開かれた地域で、多くの歴史的な遺跡や遺構を今に伝えている。
交通網としては、国道432号線と県道府中・世羅線、広域農道が交差し、郡内唯一JR福塩線が地域内を走っており、交通の幹線として利用されている。
人口約1,200人、世帯数約360戸で過疎化が進行している。
伊尾・小谷地区は、以前は純農村地帯であったが、兼業化がすすみ、農業を従とする第二種兼業農家が大部分を占めるようになってきた。PTAの保護者も郡内を企業や府中方面への通勤者が多い。
こうした中で、地域の教育への期待と関心は高く、学校・家庭・地域の連携を深める中で教育活動を展開している。PTA活動も学校教育への理解があり協力的である。
21世紀を子ども達がたくましく生きていくためには、少人数であることの利点を最大限に生かしながら、基礎基本をしっかり身につける教育内容を定着させる。
今年度からは,始業前の外遊びを奨励するなど,知育・徳育・体育を総合的に養い,情報の活用・表現力・思考力をさらに育成したい。 |